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久しぶりの再会

学生時代のバイト先で一緒だった友人に再会しました。彼女の結婚式以来だから、なんと約20年ぶり!

当時、少し私より先輩だった彼女は一緒に暮らしていた彼とめでたく入籍。私はまだ学生で、彼女とは境遇も性格も異なり、バイト先以外では会うこともなく、お互いのプライベートを打ち明けたりするほどでもなかったのですが、何事も控えめで表情をあまり外に出さなかった彼女がその日だけは別人のようにとても弾んだ声でうれしさを隠し切れない様子で入籍を報告してくれ、そのことにとても驚いたのを覚えています。ずっと二人でコツコツと結婚資金を貯めていたようで、しばらくしてから結婚式の招待状が届きました。決して派手ではないけれど、家庭を大切にする二人の人柄がよく表れたほのぼのした素敵な式だったのを思い出します。

あれから20年。その間も、どちらともなく自然に年賀状だけはやりとりは続けていて、引っ越したり、家族が増えたり・・・お互いの無事を確認し合う唯一の手段となっていました。でも今年彼女から届いた年賀状はちょっと違っていて、「東京に行く用事があるので久しぶりに会いませんか?」と一言添えられていました。

再会当日、私は昔の恋人に再会でもするかのようにちょっとドキドキしていました。「お互い、顔判るかな・・・」 でも、そんな心配は無用でした。お互い一目でわかりました。全然変わっていない・・・いっきに20年前にタイムスリップです。

新宿で待ち合わせたのですが、普段、新宿方面にはあまり行かない私が取り出したのはもちろん[es]。彼女がお肉が食べられなかったのを思い出して、「ちず丸」プラス「ぐるなび」でゆったり寛げそうな京料理のお店をチョイス、その場で即電話予約、電話してあったのでよい席に案内してもらい、さらに「ぐるなび」のクーポンで生ビールをサービスしてもらって、再会を祝し乾杯。当時と変わらず、物静かで無口な彼女でしたが、初めて見る[es]には興味津々、ちょっと童心に返って、メールアドレスを交換したり、記念写真を撮ったり、[es]は楽しい時間を演出してくれました。

思い出話に盛り上がったところで、私は前々から一度聞いてみたかったことを切り出しました。「ね、どうして私を結婚式に招待してくれたの?」 ニッコリ笑った彼女から返ってきた返事は「キューピットだから」と。

彼女が話し始めてそのことが鮮明に蘇ってきたのですが・・・ある日、彼女が泣き腫らした目を真っ赤にしてバイト先にやってきました。よくよく聞いてみると、付き合っている彼がまだ若く修行中の身だからという理由で両親に結婚を猛反対されケンカして家を飛び出してきたと。それを聞いた私は「好きな者同士が一緒になってどこが悪いの。彼と一緒に暮らして、ちゃんと生活できるっていう証明をすればいいんじゃない。子供でもできたら親も反対もできないでしょ。」と熱心に語ったらしい。今考えてみれば、若さゆえとは言え、何とも無責任なアドバイスですよね(笑) でも、根が素直な彼女はそれを即実行に移したところがまた大胆というか・・・彼のところに押しかけ女房よろしく同棲を始め、そして入籍。私は何だか煽っただけのような気もしますが、確かにそういう意味ではキューピット役にはなったみたいですね。

今は年相応に思慮深くもなり、そんな無謀な行動に簡単には出られないけれど、当時は彼女も彼も、そして私も、青春真っ只中、恋だの愛だのに真剣そのもの、こうと思ったら一途にといった感じだったんでしょうね。彼女曰く、私がああ言わなかったらあんな大胆な行動に出ていたかどうか疑問だって。私自身はあまり深く考えもせず何気ない気持ちで言ったことだったかもしれないのに、彼女はずっとそんな風に思ってくれてたんですね。まぁ、その後二人は子供にも恵まれ、今も幸せに暮らしてて、結果オーライで本当によかったけど、もし結果が違ってたらと思うと・・・(汗)

それにしても、若さって時として素晴らしいミラクルを起こすものですね。

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